予防歯科

一生健康な歯でいるためにも、積極的なケアが肝心です。
定期検診を提案し、正しいお手入れ方法などを指導させていただきます。

予防歯科とは

コアセ歯科医院では、できる限り「歯を抜かない」「歯を削らない」「歯の神経を抜かない」というMI(ミニマルインターベンション)の考えを根底に患者様の歯の寿命を最大限に伸ばす治療を心掛けております。

35歳以上の方の80パーセントが歯周病にかかっているというデータがありますが、無自覚に歯周病が進行してしまって、歯がグラグラしてきてから来院されると、虫歯になってさえいない歯を失うこともありえます。

歯を失う原因としては、歯周病が51パーセントと最も多く、次に多いのが虫歯で、30パーセントをしめます。

皆さんの大事な歯を失う前にどうすればよいのか、それが予防歯科です。

歯が痛くなってきたから、仕方なく歯科医院へ
治療が終わったら歯科医院への通院は終わり
数年たってから また違う歯が痛みはじめたため 歯科医院へ

という悪循環ではなく、歯科医院を 痛みが出たら行くところではなく、定期的に通院する場所と考えて頂き、メンテナンスを受けることで 治療が必要な場合でも、最小限の治療におさえ、健康なお口を保つ第一歩にする、それがお口の健康づくりには大切です。
予防歯科には 「なる前に防ぐこと」が重要です。
虫歯や歯周病は一度なってしまうと、自然治癒することはありません。
虫歯や歯周病が進行しないようにするには、おうちでのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアの両方が重要です。

コアセ歯科医院では、患者様お一人お一人に合ったブラッシング指導を行い、その方に必要な歯ブラシや補助清掃用具(歯間ブラシやフロスなど)の選び方をご案内させていただき、クリーニングやPMTCを定期的に行い、虫歯や歯周病を予防し、皆様の健康なお口作りのお手伝いをさせていただきます。

毎日、歯磨きをしていても、おうちでのセルフケアのみでは虫歯の原因となるバイオフィルム(細菌の塊)や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を完全に落とすことはできません。
きれいなお口の環境を、より長く保つためには、おうちでのセルフケアはもちろんのこと、歯科医院で行うPMTCなどのプロフェッショナルケアを両立して、コアセ歯科医院スタッフ一同、皆様のお口の健康管理のお手伝いをさせて頂ければと思っております。

PMTCとは

「professional mechanical tooth cleaning」の略で、
「専門家による機械を使った歯面清掃」のことです。

毎日歯ブラシをしていても、磨き残しがあったり、お茶や、ワイン、カレーや喫煙などによって知らず知らずのうちについてしまったステイン(着色汚れ)はどうしても歯ブラシだけでは落とせません。
そこで、歯科医師や、歯科衛生士が、「ラバーカップ」や「ポリッシングブラシ」などの歯医者さん専用の機械を使用して、歯面に付着したプラーク(歯垢)やステイン(着色汚れ)、歯ブラシでは届かない歯周ポケットの中の汚れを徹底的に除去します。
PMTCにより歯本来の色よりも白くなることはありませんが、もともと歯が汚れていたような人の場合には色が白くなります。また、PMTCの際にお口の中をチェックしたり、歯磨きがきちんとできているかどうかを確認したり、患者さんの予防に対するモチベーションが高められたりすることによって、虫歯予防や歯周病予防にも効果があります。

ダイアグノデント

ダイアグノデントとは、レーザー光を当てるだけで虫歯の深さがわかる虫歯検査機器です。

従来の探針などの尖った診断機器を使った虫歯診査では、初期の削る必要のない歯を傷つけてしまったり、レントゲン写真や肉眼だけではわからない虫歯もありました。 このダイアグノデントを使った虫歯診査では、レーザー光を当てて虫歯の深さを数値化することで、歯の表面化にある小さな虫歯の進行を把握、管理することができます。 ダイアグノデントを用いることにより、診断が難しい初期虫歯の歯質の変化を診断することができ、歯を傷めずに虫歯の検査を行うことができます。 当院ではこの機器を用いることによって、可能な限り歯を削りすぎない治療を行っています。

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